妊活中の人におすすめの妊娠しやすい身体の作り方

妊活のタイミング法について

妊活をしている女性がよくタイミング法が良いといわれていますが、具体的に何が良いということはあまり説明されることがありません。そこで今回はそんなタイミング法と特徴等を簡単に紹介していきます。

まず、タイミング法とは最も妊娠しやすい時期である排卵日を予測して、男性と性交をすることによって妊娠する確率を上げる方法です。排卵日を予測する為に女性の基礎体温表を作る手間がかかること、その排卵日が基本年12回しか無いというタイミングが難しいという特徴のある方法ですが、繰り返すことによって一般的に妊娠する確率を年間30~35%上げる効果があります。難易度の割に上げ幅が少ないと考える方が多いかもしれませんが、そもそも妊娠の確率は女性の卵子と男性の精子が数億分の一の確率で受精したときに起こる現象ですので、学校の性教育で教える程高くありません。つまり、確率が一桁減ることはかなり大きな差になります。

次に、何故、排卵日当日ではなく、2日前が最適かというと、男性の精子は女性の卵子の中で約48時間射精した時と同じ状態で貯蔵される特徴があります。この特徴を利用することによって女性の排卵が起こる性交2日後に女性の体内で最も新鮮な卵子と貯蔵された精子が自動的に受精出来るので、妊娠するには最適です。最後になりますが、このタイミング法で更に妊娠効率を上げるには、性交後に女性のお尻をクッションで上げる等、精液がもれないようにして安静にすることをお勧めします。

しかし、どんなに妊娠効率を上げても妊娠に必要なミトコンドリアの老化による減少は抑えられませんから、30代を超えても妊娠できない方は医師に相談することをお勧めします。

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